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にゃんず(猫たち)のごはんについて豆知識

猫ちゃんのご飯の大切さ

こんにちは!お昼後は毎日ボーっとしてしまう佐々木です!
今日もにゃんこのことばかり考えてお仕事しています!

今回は猫ちゃんのご飯問題について考えたいと思います。

一言で猫の餌と言っても、市販のものもすごくたくさん種類があるし、病院で扱っているものやお取り寄せの物、手作りなど選択肢がいっぱい!猫を飼っている方は誰もが決定しなくてはいけない問題ですよね。

ごはんについて真剣に考えるのは、猫ちゃんの健康がかかっているから。

大切な家族の一員である猫ちゃんには長生きしてもらいたいです!

費用もかかることだし、毎日食べるものだから、飼う前に一度じっくり検討するのが良いかもしれません。

今回は第一弾として、猫ちゃんの年齢に合わせた適切なご飯の選び方と適切な量について話そうと思います。

猫生(人生)ステージによって移り変わる食事の質

おうちの猫ちゃんが何歳か、どんな状態かによって必要な食事が変わります。

皆さんの猫ちゃんは何期にあてはまりますかー?

1.離乳期・成長期(子猫:~12ヵ月)

一生の中で一番成長する時期です。

運動量も多いので、成猫の2~3倍の栄養が必要と言われています。

生後1か月くらいまでは哺乳期、生後1~2か月までは離乳期、生後2,3か月~1歳までを成長期と分け、哺乳期は母乳か子猫用のミルクを与えます。

生後1~2か月は幼猫用フードを与え、成長期の猫ちゃんには成長期用の高栄養ご飯がおすすめです

2.成猫期(1~6才頃)

猫ちゃんは一度太ると痩せるのが難しいと言われているので、1歳の誕生日を迎えたら、バランスのよい食事を心がけたほうが良いみたい。

個体差や運動量によっても必要な食事量は変わりますが、必要な栄養素がバランスよく配合された「総合栄養食」を中心に、猫ちゃんの好みに合わせておやつを時々あげることもできます。

3.妊娠期・授乳期

妊娠期には、胃が圧迫されるので、1回の食事量が減るようですが、赤ちゃんをしっかり育てるため栄養がいっぱい必要です。なので、少量でも栄養価の高い食事を選ぶのがオススメ。授乳期も、通常の2~4倍のエネルギーが必要になるので、同じく高エネルギーの食事を選んであげましょう。

4.高齢期

7歳になると高齢期になり運動量、基礎代謝が低下してくるので、カロリーコントロールをしながら、消化がよく食べやすい食事が理想的です。
中には食が細くなったり、今まで食べていたものに興味を示さなくなる猫ちゃんもいるみたいです。そのような時には高カロリーで少量ずつでも気に入って食べてくれるフードを探し、食事の回数を増やして与えてみることもできます。
歯の状態が悪くなった場合は柔らかいフードを、運動不足から便秘になってしまった場合は、腸内環境を整えるような食事を与えることも大切です。

ご飯の量について

どんなご飯がいいのかわかったら次は与える量についてです。

ご飯の量は個体や運動量によって違いますが、一般的に猫ちゃんが1日に必要なエネルギー量は、成猫の場合には体重1kgに対して約64kcal程度といわれています。
完全室内飼育や運動量の少ない猫ちゃんの場合は、体重1kgに対して約52kcal程度が目安になります。
市販されているフードにはパッケージに給与量が表示されているので、そちらを参考に正しい給与量を守り、適正体重を維持できるように心がけることが大切です。

元来、猫は自分で餌を獲って、少量ずつ複数回に分けて食べる習性の動物なので、1日1食の場合には空腹で過ごす時間が長すぎて、食事の際急いで食べて、食後に吐いたりすることがあります。
成猫の食事は、少なくとも朝・晩の2回に分けて与えるのがおすすめですが、その場合でも食事と食事の間隔が長いと、脂肪をためこむ原因になることもあります
自分のペースで食事ができる猫ちゃんの場合は、自由給与(容器に一定量のフードを入れておき、自由な時間に食べられるようにしておく方法)にしてもよいでしょう。
なお、子猫は、消化機能も未熟なために1度に食べられる量が少ないので、1日の食事回数を増やして与えるようにします。成長とともに必要なエネルギーが増えるので、猫ちゃんの様子を見ながら量と回数を調節していきましょう。

まとめ

決めたらずーっと同じご飯をあげていればいいというわけではなく、こんな風に猫の人生に合わせて適切なフードを選んであげられたらいいですよね!

ちなみに、猫ちゃんたちはいつもとてもかわいいので、つい自分が食べているおいしいものを分け与えたくなってしまいがちですが、猫ちゃんと人間では消化器官の構造も食性や代謝も全く違います。必要な栄養素の種類や量も異なるので場合によっては毒になり命が危険になることも!

そういう大切な知識も、猫ちゃんを飼う前に家族全員がきちんと把握できているといいですね!

次回は当社の社猫ちゃんたちが食べているご飯についてご紹介します♪

とても食いつきが良く、毛艶も褒められます^^

にゃんちゃんのご飯難民の方がいたら参考になるかもしれないのでご興味のある方はまた是非遊びにいらしてください

ちなみに、名古屋市ではペットの暮らし方を指導する活動も行われています。

動物愛護センターには飼い主さん向けに相談窓口が設置されています

≪相談窓口≫
■保健センター
■動物愛護センター(電話番号:052-762-0380、ファックス番号:052-762-0423、
電子メールアドレス:a7620380-01@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp)

何事も一人で悩まず詳しい方に相談して大好きな猫ちゃんの生活をしっかり守りましょう♪

それではまた

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