おはようございますこんにちはこんばんは!FLAGの佐々木です^^
先日は、私達FLAG株式会社が保護猫支援に力を入れている、というお話をブログで書かせていただきました。
今回は、具体的にどのような活動をしているかについてより詳細な点をご説明したいと思います。
この点をご説明するにあたって、前々より私達がおしすすめてきたS.O.Bという活動についてまず触れなくてはいけません。それに加え、つい最近始まったM.N.Pという活動についてもご紹介します。S.O.B、M.N.P双方の活動詳細と、それが始まったいきさつや目的について、お知らせさせてください。
S.O.B活動(エスオービーかつどう)とは
S.O.Bは「殺処分・ゼロ・募金」の頭文字をとった略語です。
その名の通り、目的は殺処分をゼロにすることで、主に名古屋での活動に焦点をあててきました。
募金とあるように、黒猫ビルの各部門に小さな募金箱を設置し、お客様が保護猫のために募金できるようにしました。
一般に思いつく一番直接的な保護猫支援といえば、保護猫を引き取って育てることですが、それができる方はそう多くありません。
猫が大好きで、殺処分を何とかしたいという思いがあっても、その方法がわからないと感じていた方たちにとって、この募金箱はその想いをかなえる良い機会になったと思います。
それでも、殺処分をなくすための大きな取り組みとして考える時、この募金活動だけでは限界がありました。
それはまず、猫たちの殺処分についての情報が一般に知られていないことが理由です。
その情報を発信し、知っていただくこと、興味を持ってもらうことはこの活動の大きな課題の一つでもあります。
でもそれを待っていられない。今、この時点からでも、支援の手を増やしたい。
それで、猫たちの苦境を知らない方たちや、猫好きだけど猫のために何かをしようとまでは考えていなかった、という方さえ支援に参加してもらえるようにしたのが、S.O.B活動の本質ともいえるところです。
それは、黒猫ビルで利用していただいたサービスや商品の売上の一部を「自動的に」募金として取り分けることによって実現しました。
そうすれば、FLAGのお客様は自動的に支援に参加していただける形になります。
猫のことを思ってデザートを注文してくれた人も、たまたま食べたデザートの売上の一部が殺処分をなくすための猫募金になることを知った人も、成し遂げたことは同じで、どこかのかわいそうな猫ちゃんを救ったことになります。
普段の生活の中の、何を食べるか、どこで髪を切りネイルをするかといった選択の際に、「黒猫グループならキレイになりつつ猫の殺処分も減らせる。ならここを選ぼう」、そう考えてくれる人が増えること、それが間接的に支援の機会を広げることになると考えたのです。
もっと気軽に保護猫支援を。手軽に支援する機会を提供してたくさんの人を巻き込み、殺処分を減らすこと。S.O.Bはその効果を発揮してきました。

M.N.P ミッションニャンポッシブルとは
そんなS.O.B活動を続けること数年、新聞などのメディアに活動が取り上げられたこともありましたし、猫好きの方が猫のためにと来店してくれるケースも増えてきました。
しかし、2021年4月。転機が訪れます。
名古屋市が殺処分ゼロに向けて力を注いでくれていることもあり、その目標はもうすぐ手の届くところまで来ていると感じていました。
その目標が達成された時、FLAGの活動は終わってしまうのでしょうか?
考えた末、私達FLAGが本当に目指しているのは「一匹でも多くの猫ちゃんを幸せに」することだ、と改めて気づいたのです。
そうなると、もはやS.O.Bという殺処分ゼロだけにスポットライトをあてた活動では収まりきらない展開が待っていると思いました。
新たな活動名、もっと大きな計画が必要です。
そして社長、社員の想いを集約して決定した新たな活動名。
それがM.N.P「ミッションニャンポッシブル」です!!
(まさかミッションインポッシブルからヒントを得たと気づいた人いますか?え、すごい!笑)
不可能に思えるミッションを次々に成功させていくあの有名映画ですが、このM.N.Pという名前の中に、様々な苦境にある猫ちゃんを幸せにするという、一見膨大で不可能そうなミッションをなんとしても成功させる!という想いが詰め込まれています。

M.N.Pで実現したい社会
私達がM.N.Pで実現したいこと、それは幸せな猫ちゃんを増やすことであり、猫ちゃんたちの本当の自由を守り、人間と幸せに共生できるようにしていくことです。
一匹でも多く、世界中で。
S.O.B活動はM.N.P活動の一部でもあります。殺処分を減らすことは、猫ちゃんたちの幸せに大きく関わることだからです。
猫ちゃんの幸せにはいろいろな形があると思います。
様々な見解はあると思いますが、のら猫に去勢、避妊手術をして元の場所に返し、地域猫として人間と仲良く生きる、というのも幸せな猫生の一つかもしれず、のらに比べて自由が制限されるとしても、優しい里親さんの元でかわいがられて暮らすことももちろんそうでしょう。
動物福祉の5つの自由と呼ばれているものがあります。
①飢え・渇きからの自由
②不快からの自由
③痛み・負傷・病気からの自由
④恐怖・抑圧からの自由
⑤本来の行動がとれる自由
こんな自由が得られたら、猫ちゃんたちはきっと幸せだと思います。
FLAGは、猫ちゃんの幸せのために何ができるのかを真剣に考えてゆきます。

まとめ
保護猫支援のために始まったS.O.B活動。
殺処分をゼロにすべくこれまで突っ走ってきましたが、その努力を続けつつ、M.N.P活動を始動してさらに大きなミッション、すべての猫を幸せにすることに向けてこれまで以上に走り抜けていきたいと思います。
高い山の上に旗を立てにいくようなこの計画の実現に向けて、すでにたくさんのアイディアがでており、猫好きの方もそうでない方もまきこんで活動の輪を広げられるよう思案中です。
これからのFLAG、黒猫グループのM.N.P活動に是非ご注目ください!
公式Twitterでは猫に関わるちょっとしたお役立ち情報や殺処分に関する情報を発信しています。時々FLAGの3匹の社猫の姿も見られますよ^^
M.N.P活動を応援していただけたら社員一同めちゃくちゃはりきります!
なにとぞ、応援をよろしくお願いいたします。